仕入先・サプライヤー探索
スリランカのココナッツ製品メーカー・輸出企業を探す方法
ココナッツオイル、デシケーテッドココナッツ、コイア製品などのメーカー・輸出企業を探す方法と、輸入前に確認したいポイントを説明します。
公開日 2026-08-27
結論:所管機関が公開している輸出業者リストから探せます
スリランカのココナッツ産業にはCoconut Development Authority(CDA、ココナッツ開発庁)という所管機関があります。Coconut Development Act No. 46 of 1971 に基づく機関で、輸出業者・ディーラー・ブローカー・農園の登録を行っています。
重要なのは、CDAが登録された輸出業者の一覧をウェブ上で公開していることです。ログイン不要で、無料で閲覧できます。
CDA Exporter Registrations(登録輸出業者一覧)
CDAの登録輸出業者一覧の使い方
手順 1
製品で絞り込む
一覧には「- Select Product -」という製品の絞り込みがあります。 選択肢には、たとえば次のような区分が含まれます。
- Coconut Oil(ココナッツオイル)
- Virgin Coconut Oil(バージンココナッツオイル)
- Desiccated Coconut(デシケーテッドココナッツ)
- Coir Yarn(コイアヤーン)
- その他、ココナッツ由来の各種製品
製品で絞ると、その品目で登録している業者だけが表示されます。これは民間のB2Bサイトにはない絞り込み方です。
手順 2
表示される項目を確認する
一覧には次の4項目が表示されます。
- Name of the Company(社名)
- Name (Head of the Organization)(代表者名)
- Telephone(電話番号)
- E-mail(メールアドレス)
各行の「+」から、取扱製品の詳細を確認できます。
代表者名と直接の連絡先が公開されている点は、この一覧の実務的な価値です。 一般的な問い合わせフォーム経由より、話が早く進むことがあります。
手順 3
件数の規模を把握する
一覧はページ送り形式で、登録件数は数百社規模です (閲覧時の表示では600件を超えていました)。 絞り込みをかけずに眺めると時間がかかるため、必ず製品で絞ってから見てください。
手順 4
EDBの輸出企業ディレクトリと突き合わせる
スリランカ輸出開発庁(EDB)の輸出企業ディレクトリにも Coconutのカテゴリがあります。 両方に載っている企業、片方にしか載っていない企業があるため、 候補の取りこぼしを減らすには両方を見るのが確実です。使い方はEDB輸出企業ディレクトリの使い方で説明しています。
探す前に決めておくこと
ココナッツ製品は、用途によって求められる設備と衛生基準がまったく違います。探し始める前に、次を確定させてください。
| 用途 | 主な製品 | 重視される点 |
|---|---|---|
| 食品 | ココナッツオイル、バージンココナッツオイル、ココナッツミルク、デシケーテッドココナッツ | 衛生管理、残留物、加熱・乾燥工程、包装 |
| 化粧品・日用品原料 | ココナッツオイル(精製度による) | 規格、精製度、ロットの安定性 |
| 繊維・資材 | コイア(繊維)、コイアヤーン、マット、ロープ | 強度、繊維長、乾燥度、異物混入 |
| 工業用 | 活性炭(ココナッツシェル由来) | 規格適合、粒度、吸着性能 |
同じ「ココナッツ製品メーカー」でも、食品用と繊維用ではまったく別の事業者です。用途を明示せずに問い合わせると、噛み合いません。
輸入前に確認したいポイント
- 加工の範囲。原料を仕入れて加工しているのか、農園から一貫しているのか。 供給の安定性に影響します。
- 設備と加工方法。バージンココナッツオイルの場合、コールドプレスか否かで製品が変わります。 製法を明示して確認してください。
- ロットの単位と安定性。農産加工品のため、ロット差が出ます。許容範囲を事前に決めます。
- コンテナ単位の対応可否。少量のサンプルには対応できても、コンテナ単位の継続供給ができるとは限りません。
- 日本側の輸入手続き。食品として輸入する場合、日本側の手続きが必要です。 品目ごとに要件が異なるため、管轄窓口にご確認ください。
次の行動
探し方全体の選択肢はスリランカで仕入先を探す方法に、他の産業も含めた全体像はスリランカから日本へ輸入できるものにまとめています。
本記事の公的情報の最終確認日:2026-08-27
制度・手数料・画面構成は変更される場合があります。実際にお使いになる際は、各機関の公式サイトで最新の内容をご確認ください。
加工設備や生産能力まで確認したい場合
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これから候補企業を探したい方
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現地調査の受付準備を進めている段階のため、現在お受けしているのは「何を確認すべきか」「現地で確認できるか」といった調査設計のご相談までです。現地調査そのものの受付開始が決まりましたら、ご希望の方にご案内します。
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